週一くらいの頻度で行われているマーケットで購入した山形の栗を冷凍保存していたので、残り物の小豆(昨年のもの)ともち米(購入したのは9月だけれど新米ではない)でおこわを炊きました。
最近友人が来訪した際にも大分旅行に触発されて?鶏めしならぬ、鶏ごぼうおこわを炊飯用土鍋で炊いたのですが、水分調整がうまくできなくてややべちょべちょに💦
で、やはりおこわは鉄板の蒸籠でしょ?と、棚から中華蒸籠(大)を引っ張り出して蒸してみました。
下準備の栗の皮むきは鬼殻よりも渋皮が大変で苦戦💦鬼殻は割とパカッと大きく剥がれますが、渋皮は包丁で丁寧に剥かないといけないし、栗の形状で凸凹しているから。親指が腱鞘炎気味の私にはかなり難易度が高かったデス。
それ以降の蒸す行程は乾煎りにならないよう、お湯の量だけ気を付けておけが実はほぼほったらかしで良いので、かなり楽。
【簡単・調理方法】
1,小豆を水から煮て沸騰後弱火で5分。
その後ごく細い流水で冷まし、新しくした水で再度10分程弱火で煮る。
2,もち米2合、白米1合を研いでざるに上げておき、1の煮汁が冷めたらそこに
浸水させ、冷蔵庫で一晩おく。(手水用に使う分の煮汁は別の容器に入れておく)
3,剥いた栗はあく抜きで暫く水にさらしたあと、ひとつまみの塩で軽く茹でる。
2,の手水用煮汁にもひとつまみの塩を入れて軽く煮立て、冷ます。
4,翌日、蒸籠に蒸し布を敷いた上に煮汁を切ったもち米、小豆、栗を入れて20分程
蒸す。
5,一旦蒸し鍋(我が家は中華鍋を使用)から外し、シンクへ移動。そこで冷まして
あった、手水用の煮汁をびしゃびしゃ掛ける。(まさにびしゃびしゃ。湯気が消え
るくらいたっぷり)再び蒸し鍋に戻し更に15分蒸す。
6,小豆やもち米の蒸し具合を確認し、まだ固いようなら残っている手水を更にふりか
け(ここは片手でパッパッと調整くらいの感じ)、更に5~10分。
以上で完成。飯台や、大きなお皿、ボウルなどに移し軽く混ぜまて粗熱をとる。
私の作り方は20年以上前からこの手抜き(?)な作り方です。
本当は1度目に蒸した後、ムラが無いようにもち米を上下反転させたり、煮汁の鍋に戻して蒸籠に入れ直したりの行程があるのだけれど、面倒なのでシンクに置いて上から煮汁をバシャバシャかけて、余分な水分は自然に垂れ流し(笑)これなら2度蒸し前の行程も手間じゃないし、余計な洗い物も増えない。あと、過去に何度も作っているけれど蒸しムラは一度もない。(多分3合以上の量では作っていないから)
なかなか手間だと思い家で作るのは倦厭しがちですが、たまに作ると感動的な美味しさです。よかったら作ってみてください☺