金曜日夜、週末は登山でもしようかな?と思いつく。因みに前回の登山は確か昨年4月に御岳山(奥多摩のみたけさん)に行ったのが最後なので山ガール(?)などではありません。では何でいきなり?ですが、・・・何でだっけ?思い出せない(笑)
確かテレワークをしていて、「もう金曜日だ。早いなぁ。。週末暇だな。どうしよう。」からの‥酷暑の夏も終わったし、良い気候の中で森林浴したいな。だったような気がします。気分的にも外出したい、体調も良い、毎日テレワークで運動不足、天気も良さそうなどの諸々の事情が良い方向に揃っていたのが思いつきの理由。
と言う訳で翌朝8:00には藤野駅に到着。因みに起床は4:30。中央本線の早朝情報では鹿が線路内に入って遅延などとのローカル事故情報もあったけど、取敢えず出発。高尾駅に着く頃には事故は解消されていたらしく無事藤野駅に到着。藤野駅から登山口まで30分歩く選択肢もあったけれど、今回は高尾山まで歩く予定なので、初心者の私は日暮れ前までに到着できるよう、この道のりはショートカット。バスで5分程で登山口へ到着。
前夜さっくりとネット検索した情報を元に、この一ノ尾根経由にて陣馬山へ向かいました。初心者向けの緩やかなコースとのこと。暫くは民家もあり、こんな長閑な場所で暮らせる人もいるんだな。自然が多くていいな。車の運転ができないと厳しいか。ペーパードライバーの私にはハードルが高そう‥などと取り留めもない事を考えつつ歩を進めやっとそれっぽい登山道に突入。
木漏れ日が差し込む道を自分のペースでのんびり歩行。森林浴が気持ちいい。ここ暫くの運動不足を解消すべく地道に歩を進める。
歩くこと2時間超。道標には100分と書いてあったけれど、私は127分掛かりました。やっぱり歩くの遅いのかな😅陣馬山に着く頃には息もゼイゼイして汗だくだく、あと数歩で到着!の安心感で油断したのか、右足が軽く攣る。そういえば準備運動しなかった(反省)
なんとか最初の目的地に着いたので、一旦休憩。昼ごはんには早いけれど朝は起きぬけにプロテインを飲んだだけ。お腹が空いた感覚はないけれど、軽くふらっとしたり、脚も攣ったので念のため自宅から持参したゆで卵、小粒のサツマイモ、青梅のはちみつ漬けを補給。ここの峠茶屋から富士山が見えたのだけど、前情報がなく気づかず💦
さて、出立!と思い歩き始め・・・見当違いの道を降りはじめ、あれ?とすれ違った女性に尋ねたら、その道と真反対(対角線側)との事。聞いて良かった!で、高尾山方面の登山口へ向かった時、この雲の合間から富士山が見えたのです。気づけて良かった!
暫くは下りや平坦な道が多かったのもあるけれど、軽く食物を補給したのが良かったみたいで驚くほどの回復力。攣った脚は何ともないし、上がっていた息も嘘みたいに普通に。なにより水分を欲して500㎖のペットボトル2本も消費していたのにここでは喉が渇かない。ほどなくして明王峠に到着。わりと地味な場所でした💦
ここは陣馬山から2kmもなく、先ほど休憩したばかりなので荷を下ろして水分補給後直ぐに出発。
そうこうしていたら、もうすぐ景信山というところまで来た(はず)のですが・・・どうやら巻道を選んでしまったせいでショートカットしてしまい、見晴らしの良い頂上を逃してしまったみたい。帰宅後にYouTubeで動画を見たら、このコースで一番の見どころだったような。。(悲)道標をしっかり確認したら書いてあったみたい。私って・・・⤵
何とか14時過ぎには城山茶屋へ到着。ここまで来れば高尾山まで日が暮れる前に到着しそう!と一安心。なにせもう秋。日の入りは17時頃。それにこの日は曇りがちの天気で時折道が薄暗く、休日でも人とすれ違わない時間も長くて不安に感じる事があったのです。
因みにこちらはなめこ汁が有名とか。数年前にも城山登山に来た事があるのですが私はお弁当持参だったので頂かなかったです。他にもかき氷、アイス、ビール、蕎麦など色々とありました。
さて。年1も登山しない私が低山とはいえ陣馬山~高尾山縦走なんてナメた考えで行動を起こしたせいでしょう。やはり天罰が下りました。3山を過ぎた辺りで右膝に違和感が・・・。4,5年前から走ると膝に激痛が走るようになり、医者から走るのは止めるように言われた過去が。(サポーターを売りつけただけのヤブ医者?と今も疑ってる)最近は走らないようにしていたので無かった痛みが再発したのです。
痛みが徐々に酷くなってきたけれど、ここまで来たら最後まで歩くしかない。(エスケープ道はもうない)それでもこの辺りは下り&階段が多くて足にドスン!とくる重力が負担。なるべくそうならない様に気を付けても永遠に思えるような先の見えない長い階段に心が挫ける。
それでもあと1.6kmの道標を見て普段ならなんとも思わない距離を最後の最後だ!と気合を入れ直して歩き始めました。ここからは更に薄暗くなり、巻道を通ったせいかかなり細い道(片側崖)で、人も通らず道に迷っていたらすぐに日暮れだ💦と気分的に焦りが出てきました。で、結局30分で到着できるはずが私の痛む足で約40分掛かりゴールできました。正確には8:14出発、15:14着(スマホの写真記録より)休憩2回を含め7時間で歩く事ができました。
登る前夜、どのくらい時間が掛かるのか調べたところ、5~6時間が標準?時間との情報があり、ビギナー&どんくさい私の初・縦走が標準5時間で完登出来る訳がない!と8時間を予定。16時にはゴールできるように朝の出発時間を決めていました。
結果、それが正解。標準より2時間も遅れたんだ~と若干落ち込みつつ、今日になって調べてみたら初心者は7時間が所要時間だそう。なんだ、私普通じゃない!とちょっとホッとしました(笑)
でも、それなら道標には初心者向けの表記が必要ではないかと。私のような初心者が5時間で完歩できるとして計画したら危険がありそう。それに今回高尾山側から登ってくる登山者と何度もすれ違ったのだけれど、もうすぐ15時という時間にすれ違う人も数人いました。彼ら全てが陣馬山まで行くわけではないだろうけれど、あの表記を信じて登山慣れしていない人が「小仏・城山まで60分かぁ~」などと気軽に行かないような配慮・情報が必要ではないかと思いました。
さて、当初予定では高尾山下山も徒歩で。と思っていましたが下りは膝の痛みでもの凄く時間が掛かりそう&もうすぐ日が暮れそうだったので、無理は禁物とケーブルカーで下山に。所要時間ほんの5分(笑) でも‥高尾山のゴール地点~ケーブルカー乗り場までがとにかく遠い!
そうそう、思い出しました。高尾山って下から登って来てここでゴール!と思っても薬王院の更に上が頂上。昔(学生の頃)数回行って、その度にこの事を思い出し落胆したものでした。今回は逆に頂上~薬王院~ケーブルカー乗り場までの急階段&坂道が最後の苦行エリア。ひ、膝がイタイ・・・
それでも何とかケーブルカーに乗り(並んでいたけれど、1巡目で乗車)麓へ。高尾のお土産物屋さんてこんなんだったっけ?と、恐らく30年ぶりくらいに訪れた場所の賑わいを感じつつ京王高尾山口に近い温泉施設で大量に発汗した汗を流し、湯舟で身体を休めました。これだけ歩いたあとの温泉は本当に気持ちが良いです。
なんやかんやで最寄り駅には19時半頃到着。疲れたけれど、心地よい気分で帰宅。
今朝は起きれずに12時頃起床😓体はカチコチ筋肉痛。膝は夜中の寝返り時は激痛だったけれど、日中に軽くお買物に出た時は無痛にまで回復。
また行けるかな?今度は無理せずに低山ひと山だけにしよう。そうしたらもっと楽しめるハズ。