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発酵玄米を知っていますか?~阿刀田高風~

発酵玄米を知っていますか?
私はネットやTVなどで何度か見た事があったのですが、今まで自分で作ろうとは思わずずっとスルーしていたのだけど、先日あずきの新豆を購入したのをきっかけに色々とネット検索していたら発酵玄米に行きつきました。発酵玄米にはあずきが入っているようで、検索にヒットしたみたい。効能は下記に抜粋。
~発酵玄米は通常の玄米よりも栄養価が高く、ポリフェノールナイアシンなどの成分や、腸内細菌のエサになる「オリゴ糖」を豊富に含有。おなかの調子を整えてくれます。 免疫力アップ、身体・肌などの健康維持にも繋がる~

ふーん、それなら1回作ってみようか。と作り方を調べたら、なんと炊飯器の玄米炊飯モードで炊いたら1日1回混ぜて3~4日間保存し続ける・・・。えっ?3,4日😳⁉️発酵どころか雑菌がうようよ繁殖しない⁉️と先ず最初に浮かんだ疑問。その疑問を再度検索したら『炊飯器の保温設定は通常70℃の為、菌は繁殖しない』のだそう。うん?よく食中毒で聞くセレウス菌なんて100℃でも滅菌できないよね?そもそも70℃って発酵もしないんじゃないの?と色々と疑問が湧いてきて調べてみたけれど、そこに言及している記事は見つからず。

まぁいいや。試してみるだけだし。と元来いい加減な性格の私は試したい気持ちの方が先行し、実行することに。久しぶりに炊飯器を使って炊飯。この炊飯器は17年もウチに居ますが、炊飯で使ったのはたぶん十数回。もっと少ないかも。久しぶりの活躍の場です。頑張れ、炊飯器‼️

炊き上がりの玄米あずきご飯

さて、今回は玄米とは言ってもロウカット玄米というロウ層を剥がしたという玄米を使用。普通の玄米より吸水しやすく炊飯し易いとか。3合にあずき30gを入れて炊飯。炊き上がりの色は普通の玄米よりやや白っぽい。あずきの色もほんの少しでています。で、この時点でお茶碗2杯分をタッパーに移しリスク回避。だって4日も保温して痛んだら勿体ないじゃない😆 翌日、翌々日も少しずつタッパーに移そうと計画。

炊飯翌日の炊飯器 保温1日目

そして、炊飯から1日経過したのがこれ。前日より色が濃くなっています。痛んではいないけれど粒が崩れて発酵というより、普通の炊いて時間が経ったご飯😆 混ぜる事でさらに『ねちょっと』感。ここで2杯分タッパーに移そうと思っていたけれど中止して最後まで見届けようと予定変更。

保温2日目

あまり変わりなく見えるけれどやや色が濃くなったかな?痛んでないか恐る恐る米粒を口に運んでみたけれど取敢えず問題なさそう。ちょっと安心。

炊飯3日目

そして3日目の炊飯器。蓋を開けた瞬間「⁉️ヤバくない❓」と思ったのは真ん中辺が粉を吹いているように見えたから。視力が悪いので顔を近づけてみたらそうではなくて米の粒が完全に潰れていただけでした💦3~4日保温と書いてあったけれど、もうこれ以上の保温は危険と判断。見た目もこう言ったら何だけれど不味そう😓
日本人なんだから米を粗末には出来ないぞ。と、ここで全てのあずき玄米をレスキュー(タッパーに移して冷蔵庫へ)

今日のランチ 初・発酵玄米試食

そして本日のランチで試食。発酵玄米のお味は・・・見た目どおりで不味い(笑) ねちょねちょ、米感ゼロ…想像どおりの炊飯して日が経った味。
私の作り方が下手なのかもしれませんが、正直他の方々が作って掲載している写真も似たり寄ったりなのでそれほど外れていないと推測。んー、これなら例え栄養価が高くても普通の土鍋炊飯で粒立った玄米を噛みしめたいなぁ。食中毒にいつなるか分からないロシアンルーレット的な摂食も私の年齢になると命に関わるし😅
きっともう作ることはないけけれど、実際に自分で作ってみたからこその気づき。実感。試して良かった。そして真夏じゃなくて本当に良かった!


因みにランチのメインは山口県岩国市産の泥つきれんこんを厚切りにしてスキレットでオリーブオイルソテーしたもの。じっくり火を通したので外側カリカリ、内側ほっくり&時々しゃきしゃき食感で美味。小鉢は夕飯用に煮た大根の皮と茹でた葉のみじん切りのお浸しおかか添え、茨城のじじみ納豆(期待していたけれど、普通の納豆。タレにしじみエキスが入っているとか…『詐欺じゃん…』と心で呟く)、小松菜の残り物、自家製梅干し&青梅のはちみつ漬け、野菜たっぷり味噌汁。ご飯以外はいつもどおり満足のランチでした。勿体ないので全部頂きますが、主食が美味しいのは絶対条件だな。と改めて実感。