11月22日(金)は勤める会社の休日(土曜祝日の振替)で多忙になる年末前の最後の三連休でした。私は世の中の大半がお仕事の最中にお出掛けできると思うとややテンションがUPする性格で😅さてさてどこに行こう?と・・・
再び低山登山へ🎒👟
前夜、テレワークで疲れていないせいかなかなか眠れず朝の4時を迎え、そのままお出掛けの準備。前回のハイキングは8時出発だったから駅前のおむすび屋さんでランチを調達できたけれど、今回は6:25発なので家で玄米おむすび2個+ゆで卵1個を準備。バタバタと家を出て新宿で小田急線に乗り換え最寄り駅の伊勢原駅に8時頃に無事到着。バス乗り場はどこかな?と思いつつ駅の階段を降りるとすぐそこに嫌な長蛇の列。そう、それが登山口行のバスの列でした。。3連休の人は意外と多いのだと今更理解😅8:07のバスにはどう考えても乗れない。その後の37分まで待つのかぁ😓と思っていたら臨時便が出ていて23分のバスに乗れました。
バスに乗っている時、落語家さんのアナウンスが流れていて、大山に祀られている神が父、富士山が娘の関係とか。また江戸時代の大山詣り(男神)と江の島詣り(女神)はセットなのだそう。そんなアナウンスを聞くともなしに聞いて降りたところにあった浮世絵。ここから江の島もそれなりに距離があるけれど、昔は東海道を日本橋~京都の三条大橋まで14日程で歩いたそうだからこのくらいは近い距離だったのかな?
大山に訪れるのはたしか中学生の頃以来。元・神奈川県民だったけれど伊勢原市から少し距離のある場所に住んでいたからここに来たのは過去2度くらい。自分の意思で来たのはこれが初めて。往路のこま参道はまだどこのお店も閉まっていて帰りが楽しみ。
ケーブルカー乗り場も予想通り混雑していたけれど、なんとか最後の1人で乗車できました💦ここで10分待つのは辛いから良かった❣
ケーブルカーに約5分乗車、少し歩いて阿夫利神社(下社)へ到着。晴れていて眺めがとても良かったです。遠くに江の島も見えたのですが、写真では分かり難いかも💦
帰りに混むと大変なので先ずはお詣り&御朱印を頂きました。紅葉の時期限定?かな。他にも色々とあったけれど、今日の記念にとこちら。
いざ、登山‼️と、こちらは登山前にお祓いをする場所がありました。(写真を撮るのを失念💦)白い紙が付いた棒が数本置いてあってそこで100円を賽銭箱に支払い、左右にお祓い棒?を振ってから登山となりました。『けがの無いよう、無事に下山できますように』とお祈りし、再度いざ、出発‼️
鳥居をくぐって最初からこの急階段!登山客はご覧のとおりの賑わいです。
途中休憩で見えた江の島。さっきの写真より鮮明に見えますね。その向こうが三浦半島。ここから見るとそれなりに近く見えます。昔の人が江の島とセットで詣でたのも少し理解できたかも。
大山は山道に〇丁目と所々に道標があったのですが、何丁目がゴールなのか前日にネット情報を流し読みしてしまったので覚えておらず(笑)でもここで調べると気持ちがガッカリしそうで、見ない事に。
頂上まで300Mの道標。でもね、平坦な道じゃないからこの300Mが曲者なのですよ。最初の頃より頂上に近づくにつれ、岩がゴロゴロ、一歩の段差が大きくて全然進めない。
この鳥居、くぐる前は晴天で日差しも出ていて明るいですが、くぐった途端に霧(というか雲)が流れてきてその中に。幻想的な雰囲気に一変。
結果、二十八丁目まであったこの山道。私的にはかなりハードでした。10月の陣馬山~高尾山の方が距離が長いのですが、大山は傾斜がハードなのかかなり疲れました。
やっと頂上に到着。富士山は雲に隠れて見えなかったけれど、とにかく着いて良かった。お昼を食べようにもベンチはたくさんの観光客でにぎわっているのでひとり登山の私は長めの良さそうな道の端へ。で、この時もまた雲が流れてきて下界は真っ白。何も見えない(笑) それは仕方ないのだけれど動きを止めて食事をしていると指先が急に冷たくなってくる。あわてて脱いでいた上着を着用。急いでおむすびを食べ終わり、持参のホットコーヒーでひと息。さすが別名あめふり山ですね。
小休憩の後、残り半分の下りスタート。こういう道が好きなので何という事も無い風景だけれども思わず撮影。
暫く下るとちょうど良い感じに紅葉しているエリアに着いたのでこの辺りの紅葉を数枚激写。今年の紅葉は全体的にきれいに朱に染まるような景色は難しそうですが、これでも十分眼福です☺
下りの休憩ポイントで開けた場所があったのでこちらでも少し撮影。お天気はすこぶる好天で気持ちのいい休日です。
だいぶ下った所に水神様なのかな?龍の像があり、その脇に小さな滝が。良い雰囲気です。もっと近寄って案内板を読めば良かったのだけれど、この辺りに着いた頃には既に私の脚はプルプルと震えていて生まれたての小鹿のようになっていました。(そんな可愛くないけど)登山は登りより下りが大変で、私は右膝に痛みが出るのですが、今回は登りもハードだったせいか、下りでは足がつってしまいそうになること数回。余計な事はしないでおこうと省エネモードで素通り致しました(笑)
なんだかんだでやっと下社に到着。この入口と書いてある向こう側から登ってきたのですが、この最後の石段が急で段差も凄くて脚がなかなか上がらない💦両手を添えて脚を持ち上げつつ一段一段を上がってやっとゴールできました(笑)頑張った!私‼
ここまで来ればもう安心。帰路に着くべくケーブルカー乗り場へ。やはり混んでいたけれど、あと一時間遅いともっと並ぶハズ。帰りのこま参道(独楽が土産物で有名らしい)で甘酒でも飲もうかと思っていたけれど、子供の頃の記憶より茶屋の数が少なくなっていて遅めの食事(蕎麦・うどん)をとっている客が多く甘酒1杯で席を占有するのも申し訳ないな。と断念。大山の豆腐は有名で湯豆腐とかも食べたかったけれど、もっと空いている時でないと独り観光客にはキビシイ。で、色々と諦めつつ歩いていたら露店商で乾物を販売していました。
干し椎茸はちょっと郊外に出掛けた折に売っていれば買うようにしています。何故?東京のスーパーで国産冬菇を買うととても高いから。この量で1,000円は激安です。先日の長野旅でも同じくらいの値段で買えたので、郊外で買う事にしています。
落花生は有名な八街産の落花生は100gで2,000円くらいする中、これはオマケで追加してくれたのも含めて550gも入っていてやはり1,000円!どちらもオマケしてくれて消費税分もカットしてくれて2,000円ジャストで手に入れる事ができました。殻付きの落花生なんて子供の頃に食べて以来くらい食べた記憶が無かったけれど、家で噛んでみたら自然なお味がほっこり美味しい。バターピーナッツなんかより全然甘く感じる。茶屋にも寄らず、山頂で自作おむすびと家で淹れたコーヒーしか口に入れてなかったけれど帰宅後に地場産の落花生を噛みつつちょっとした達成感に包まれるのも悪くないな。と思えた一日でした。